今や一家に一台ではなく一人に一台の時代となりました。

駐車スペースの為に庭に当てられる面積が減っています。

絵葉書やカレンダーに載るような純粋な日本庭園を庭と捉えればクルマがあっては絵にならないでしょうし、当然、邪魔になるでしょう。

しかし、現代社会の現実に眼も向けず昔の庭のスタイルばかりを追いかけては現代社会には受け入れてもらえないでしょう。

クルマ好きの人でしたら理解して頂けますが、真正面や真横から眺めるクルマより、やはり斜めからが最も美しく見えます。

この状態で住宅を背景にしてクルマと一体化した一つの絵になるような演出も素敵です。

町にいながら四季を楽しめ、緑の力で心が安らぎます。

陽の光がやさしく庭に射しこみ木漏れ日が家の中から眺められたり、休みの日には外のテラスで食事や本を読んで贅沢な時間を過ごせる空間を演出します。

自然な雰囲気を作庭し、水の音や風を感じ夜には光で五感で感じる生活をサポートします。

ペット好きな方は自由な行動を考えシンプルなデザインで遊べる空間を演出し、庭とペットが共存する設計を提供します。

岐阜の山々に囲まれた町に生まれ育ち、高校卒業後美濃加茂市伊深町の正眼寺僧堂で修業していた頃、食事や風呂は昔ながらのマキを使って生活していた経験から火のある生活の温かさが好きで、近年薪ストーブの家（エントツ）があるお宅が増えている事を私自身とても羨ましく思い、その思いをお客様の庭で表現できたらと思い、庭の空間がよりライフスタイルに合ったものになるようなデザインを提案をさせていただきます。